城ヶ崎文化資料館は伊豆高原駅から徒歩でおおよそ9分。カフェやギャラリーなどを併設したレトロミュージアムです。入場無料。

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資料館の歴史

当館の開館からの歴史です。

城ヶ崎文化資料館の歴史


 城ヶ崎文化資料館(おもしろ博物館)は、伊豆高原駅の海側、海のつり橋と断崖の岬が続く、城ヶ崎自然研究路のそばにあります。3600坪の林の中に彫刻が並び、小鳥の声や潮騒の聞こえる静かな環境の中に当資料があります。
 伊豆地方をはじめ、全国各地から長い年月をかけて収集した文化財や民俗資料が展示されています。
 当資料館はいわゆる郷土資料館とは性質が異なります。全国より集めた平澤正太郎(初代館長。故人)のコレクションを中心に、素朴な民具のもつ楽しさ、美しさに親しんでいただければという想いで、創立されました。
 平澤正太郎は終戦後の復興期、実証社会学者として著名な鈴木栄太郎先生の「民俗資料保存の必要性」に共感し、民俗資料収集に情熱を燃やしました。
 調査研究目的で集めていた膨大な資料の一部が、現在展示されています。

■1978(昭和53)年 民具館を開設
 灯火具、商業用具、明治大正時代の機械類、菓子屋の道具、民間信仰、旅の道具、懐かしい教科書、おもちゃ、雑誌など。コーナーに分けてわかりやすく展示。

■1986(昭和61)年 ガラス絵館を開設
 日本ガラス絵(美人画、役者絵、風景画など)の展示

■2001(平成13年)4月
 初代館長平澤正太郎死去により、平澤哲が館長に就任

■2014(平成26年)6月26日 リニューアル
 展示を分かりやすくリニューアルし、地域(伊豆高原や伊東、城ヶ崎周辺)の資料を加えました。また、コミュニティカフェや無料ライブラリー、無料ギャラリーなどを併設し、より地域に密着した施設になりました。

■2019(令和1年)年11月10日
 老朽化により休館。

■2021(令和3年)5月1日 再リニューアル
 支配人に安田保氏を迎え、所蔵資料を活かした形でカフェとギャラリー、文化センターを併設した入場無料の施設になりました。また、一部改装も行われました。